現在、1年間にリリースされるAV作品は約1万ほどなんだそうです。一方、AV女優さんの数も約1万人と言われているようですが、そうなると、1人のAV女優さんが1年間に1作品だけリリースするとぴったりとなってしまいます。でも、実際はそんなことはないですよね。人気のあるAV女優さんは1年間に何作品もリリースしていたりします。
そこで色々調べてみたところ、AV女優という職業には、厳しいヒエラルキー(ピラミッド型の階層組織)があることがわかりました。それは単体女優、企画単体女優、企画女優という呼び方で分類されています。
ここでは、それぞれの特徴などを比較し、私たちがAV作品を選ぶ際の参考となる点をチェックしてみました。
単体女優とは
単体女優とは、AV女優ヒエラルキーの最上級位であり、特にアイドル的要素が強く、トップスターになりえるAV女優さんのことだそうです。ピラミッド型なので、当然、このカテゴリーに該当するAV女優さんの絶対数は少なくなります。
売り上げが期待できるので、当然、AVメーカーはそのAV女優さんを囲い込むために専属契約で縛ろうとします。そのため、(メーカー名)専属女優という呼び方をすることもありますね。これはよく聞きますが、こういう意味だったのですね。
AV女優さんとしては、その専属契約期間中は、他のメーカーの作品に出演することはできず、基本的には1ヶ月に1作品のペースでリリースすることになるそうです。人気AV女優さんなので、1本当たりの出演料が高く、そのペースでもかなりの収入を得られているようです。
私たちがAV作品を選ぶ際には、○○○専属女優となっている作品を選べば、個人的な嗜好は別にして、ハズレはないということですね!
企画女優とは
企画女優とは、AV女優ヒエラルキーの最下層であり、AV女優名を必要としないような色々な作品に出演するAV女優のことを指すそうです。AV女優さんのネームバリューだけで売り上げを見込めないので、様々な企画で売り込むことになるため、この呼び方をされるようですね。現在、ほとんどのAV女優さんがこのカテゴリーに入るようです。
ネームバリューがないということで、出演料は低く抑えられているようですが、手っ取り早く稼ぐことができる副業的な捉え方をされていることも多く、学生や主婦、OL(←こういう企画、ありそうですよね。)のお小遣い稼ぎのような側面もあるようですね。そういう意味では、今はどんな人でもAV業界に参入できる(稼げるかどうかは別問題。)ということなんでしょう。
特別な嗜好がある方は、企画女優さんの作品は狙い目だと思います。
企画単体女優とは
企画単体女優とは、文字通り単体女優と企画女優の中間位にカテゴリーされるAV女優さんだそうです。ただし、色々なパターンがあるようです。まずは、単体女優さんの人気が落ちてきて、専属契約更新ができなくなったというケース。逆に企画女優さんだったのに人気が出てしまったケース。元々実力は十分なのに、メーカーとの専属契約を嫌がるケースというのもあるようです。
特に最後のケースの場合、いくら単体女優さんの1本当たりの出演料が高いといっても、月1のペースなので収入の上限が見えています。対して、企画単体女優さんなら契約に縛られることがないので、自分の頑張り次第で収入を増やすこともできるということがあるみたいです。
リリースされる本数が多いなぁと思うようなAV女優さんは、企画単体女優さんなのかもしれません。ある意味、自分に自信がある女優さんだとも言えますので、予想外にいい作品に出会えるかもしれませんね。